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総合病院の看護師は忙しいって本当?
総合病院の看護師は忙しいという声をよく耳にしますよね。総合病院は急患なども当然多いですし、忙しいことには違いありませんが、特別忙しいのでしょうか?
他と比較してどうなのかを説明します。
総合病院の看護師は忙しい?⇒専門病院と比べて
総合病院の看護師は忙しいと言われることが多いですが、では専門病院と比べるとどうなのでしょうか?
まず、総合病院というのは地域の中核となる民間大病院を指します。専門病院というのは、例えば脳神経外科病院や循環器病院などです。
専門病院の中には眼科などもありますが、ここでは急性期医療の専門病院ということで比較したいと思います。
総合病院と専門病院の大きな違いは、当然ですが広く浅くの総合病院と狭く深くの専門病院となります。この構図であればどちらが忙しいとは言えませんよね。
というのも、総合病院は様々な疾患に対する知識、スキルを身につける必要があり、専門病院は専門的な分野の知識、スキルを身につける必要があります。
もし、総合病院の方が忙しいとすれば、広く深くになっている場合でしょうか。総合病院の中でも1つ1つの診療科目に対して専門病院以上に高度な医療を提供しているところがあります。
そういったところになるとかなり忙しいと言えますね。
総合病院の看護師は忙しい?⇒地域密着型の民間中小病院と比較して
総合病院の看護師は忙しいのか、という部分を、今度は地域密着型の民間中小病院と比較してみたいと思います。
総合病院と地域密着型の中小病院の大きな違いは、どの辺りまでの救急搬入を行っているか、ですね。
分かりやすく救急搬入の流れを説明すると、地域密着型の中小病院で受け入れできない状態の患者様が総合病院に搬入されます。
よって、救急対応自体は重度な方を総合病院で受け持ちますので、その分バタバタと忙しい状態になります。重度な方となるとICU等で管理したりすることも多く、精神的にも疲れることが多いです。
ただ、どちらが忙しいのかという時にはっきりと言えないことが多いです。というのも、総合病院は看護配置基準が7:1になっていることが多いですが、地域密着型の中小病院は10:1が多いです。
看護配置基準が全てではないですが、業務の忙しさで言うと、看護師が多い方が楽になることもあります。
総合病院の看護師は忙しい?⇒大学病院や公的病院と比較して
総合病院の看護師は忙しいのかという点を考えた場合に、やはりこことの比較は避けられません。それは大学病院や公的病院です。
各々で特徴はありますが、大学病院は研究や最先端医療の提供、公的病院は該当地域で総合病院で対応できない疾患に対応、総合病院は高度な医療を必要とする患者様の入り口的な役割になります。
これを看護師の視点から言うと、知識を習得したいのなら大学病院、技術を習得したいのなら総合病院、公的病院は専門知識を習得できる病院、技術を習得できる病院各々があり、病院によって異なるため一概に言えませんが。
よって、どちらも忙しいのですが、その忙しさは違ってきます。忙しいということに不満を持つ看護師の声で多い内容を取り上げてみてもよく分かります。
大学病院の場合は勉強会やレポートなど業務外のことが多く忙しいという声が多く、総合病院はバタバタと日々走り回る環境が忙しいという声が多いです。
まとめ
総合病院の看護師は忙しいのか?という部分を、様々な業態の病院と比較して説明しましたがどうでしたか?
上記の内容を見てもらうと分かると思いますが、結局のところはどこが忙しいとはっきりと言えるものはありません。
ただ、総合病院の場合は様々な疾患の患者様が運ばれてくるため、業務が煩雑になって忙しいと感じる、ということは多いです。
総合病院では診療科目ごとに病棟が分かれていることが多いですが、単科になっていることは少なく、また救急搬入の状況によっては、別の診療科目の患者様が入ることもあります。
総合病院の中で落ち着いて働くためには、やはり救急搬入の部分などをしっかりと把握しておくことが大切です。
多い少ないだけでなく、どういった疾患の救急が多いのかなども把握したいですね。
こういった情報は、看護師転職支援サイトの転職コンサルタントが詳しく把握していますので、総合病院に転職する際には確認してみると良いでしょう。
執筆者情報
総合病院看護師の求人 編集部
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