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総合病院の看護師の志望動機のいろいろ
総合病院の看護師の志望動機にはどのようなものがあるのでしょうか?
総合病院を志望する理由はいろいろとありますが、その中で特に多いものを紹介したいと思います。
総合病院の看護師の志望動機⇒幅広い経験がしたい
総合病院の看護師の志望動機の中で多いのが、幅広い経験がしたい、というものです。プライマリーケアに興味を持っている看護師が志望していることも多いですね。
ここで言う総合病院とは、地域の中核となる民間大病院のことです。
もちろん、総合病院も急性期医療に携わることになりますが、大学病院や国公立病院と比べると、多くの科目に接する機会があるという特徴があります。
例えば、病棟の配属になる場合でも、基本的に単科の病棟になっていることは少なく、消化器内科・内科・血液内科病棟など、複数の診療科目が混合になっていることが多いです。
また、救急外来に関しても、とりあえず運ばれてくることも多く、1次〜3次救急まで全て対応しているところもあります。
こういった環境になってくると、様々なケースが発生するため、多くの経験をすることができます。
総合病院の看護師の志望動機⇒高収入を望んで
総合病院の看護師の志望動機の中で、高収入を望んで総合病院を選択するというケースがあります。
この志望動機に関しては、大体経験3〜5年くらいの20代半ばの看護師が多いですね。そして、前職は大学病院、もしくは国公立病院が多いです。
これには明確な理由があります。大学病院や国公立病院は10年以上の経験を積むと年収が高くなりますが、最初は安いことが多いです。
つまり、経験3〜5年が経ち看護師として一人前になった時に、大学病院や国公立病院の看護師は給料に不満を持つようになるのです。
そして、年収アップを目指して総合病院を志望するというわけです。
ちなみにですが、経験3〜5年であれば、確かに大学病院や国公立病院よりも総合病院の方が年収が高いケースも少なくありません。
しかし、一生涯看護師として仕事をしていくのであれば、大学病院や国公立病院の方が、生涯収入は高くなります。
というのも、大学病院や国公立病院は経験加算が基本給だけでなく、定期的な手当や夜勤手当にもついたりするためです。その結果、最初は安くても経験10年くらいになると総合病院よりも高くなることが多いです。
退職金のことなども含めると、生涯収入はずっと勤務し続けたとして、大学病院や国公立病院の方が高くなるのは間違いないでしょう。
総合病院の看護師の志望動機⇒福利厚生の充実を求めて
総合病院の看護師の志望動機の中で、福利厚生の充実を求めてというケースがあります。
福利厚生の充実であれば、大学病院や国公立病院の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、ここで言う福利厚生とは、託児所や寮などですね。
まず、託児所に関しては、大学病院や国公立病院では完備されていないことが多いです。
総合病院はママさんナースが働きやすい環境を整えるということで、24時間保育や病児保育も対応しているところが増えています。
また、寮に関しても大学病院や国公立病院と比べると、総合病院の方が綺麗で環境も整っていることが多いです。
もちろん、急性期医療に携わりたいという気持ちは大切ですが、その上で託児所や寮の充実を求める場合は、総合病院を選択することが多いということです。
まとめ
総合病院の看護師の志望動機について、多い例を挙げてきましたがどうでしたか?
上記で3パターン挙げましたが、結局のところは総合病院にしかないことがあり、それを求めて志望していると言えます。
幅広い経験も経験3〜5年の高収入も託児所や寮の充実も、総合病院にしかない特徴です。
もちろん、総合病院で勤務しながら専門分野を決めていこうと考える看護師も多いですが、総合病院にしかないものを希望するから志望するのが一般的です。
あなたがもし総合病院に転職を考えているのであれば、まずは総合病院のどういった特徴を志望しているのかを明確にし、それに最も叶っている総合病院を選択することが大切です。
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執筆者情報
総合病院看護師の求人 編集部
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